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鉄コーティング種子湛水移植栽培実証
~JAびほく北房地区~

撮影日:平成27年5月25日  撮影場所:真庭市上中津井
専用播種機での播種の様子の写真

専用播種機での播種の様子

鉄コーティングした「中生新千本」の写真

鉄コーティングした「中生新千本」

JAびほくは、5月上旬から鉄コーティング種子湛水播種を随時実施しています。播種方法は、動噴機による方法と専用播種機による方法の二種類。

5月25日は真庭市北房地区で専用播種機を使用した実証を行いました。

松本勇さん(79)の所有する52アールで行われ、メーカーをはじめ関係者らが立ち会いました。

播種したのは、「中生新千本」20キロ。収穫後は、稲子実発酵飼料(=稲SGS)として使用します。松本さんは、「苗を作らずに済み労力低減・省力化にも繋がるため、これから先は、このような方法で水稲栽培に取り組んでいく必要性が増してくるだろう」と期待しました。

JAでは、稲SGSの導入と並行して水稲栽培におけるコスト低減を図る目的で鉄コーティング種子湛水移植栽培実証を今年度初めて実施しています。鉄コーティング種子導入により、育苗が不要であるためコスト低減や労力軽減に繋がります。移植栽培とは異なり、稲にストレスがかからないため、根の伸長は格段に良く、丈夫な苗になります。半面、鉄コーティング加工を行う施設がJA管内になく、専用播種機械も必要になります。初期管理も、移植栽培方法とは異なる点があげられます。播種後すぐ入水を行い、4~5日後籾が膨れたら自然落水(または強制落水)により芽出しを2~3週間行います。1葉期で入水を再度行い、その後の管理は移植栽培方法と変わりありません。このような初期管理で一番鍵となるのが、雑草防除。芽出しで、移植栽培より雑草の生長が懸念されるためです。担当する営農生産部は「JA独自でのコーティング加工作業を今後検討していく必要がある。米価下落が進む中、稲SGSと組み合わせ補助金の利活用やコスト低減をし、組合員の農業所得向上に繋げていかなければならない」としています。

JA管内で2015年度は、鉄コーティング種子湛水移植栽培に12名が約3ヘクタールで挑戦しています。