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JA・行政の垣根を越え、ピオーネ輸出
~農産物海外輸出共同記者会見~

4者が並んだ写真

JA・行政の垣根を越えて輸出を行う4者

撮影日:平成27年9月2日  撮影場所:高梁市役所

JAびほく、JA阿新、高梁市と新見市の2JA・2市は、JA・行政の垣根を越えて共同で台湾へ、両市の特産品「ニューピオーネ」を輸出していきます。JA・行政の垣根を超えた取り組みは、県内初めての試みです。日本産ブドウ、とりわけ「ニューピオーネ」の人気が堅調に高い台湾に目を付けた高梁市が、新見市と両JAに呼び掛け実現。

台湾需要が最も高まる中秋節(今年9月27日)以外にも、継続して海外需要を獲得し販売拡大をしていきたい4者は、10月1~4日までの4日間、台湾の有名百貨店3店で「日本岡山、高梁・新見ピオーネフェア」と銘打ち、備北地域ブランドとしての価値を高めていく方針です。

フェア期間中、富裕層をターゲットに「高品質なブドウ」としての知名度を高めるため、主に秀品約500キロを販売する予定です。フェア初日には、近藤隆則高梁市長、石垣正夫新見市長、中山晃一JAびほく組合長、山本日吉司JA阿新組合長の4人が店頭に立ち、トップセールスで売り込みをかけます。産地を紹介した中国語のパンフレットを配布し、現地バイヤーや商社との商談も行い、今後の販路拡大とブランド化を進めます。来年度以降は、更なる輸出量増加を狙い、量販店向けに優品や良品も輸出も検討し、香港をはじめとするアジア地域全域を視野に入れ販売戦略をかけていく方針です。

両市、両JAが管轄する備北地域は、昨年約4,500トンの出荷量を誇る県内産ピオーネのうちJAびほく約1,300トン、JA阿新約1,000トンと県産出荷量の半数以上を出荷するトップシェアの産地。日照量と昼夜の寒暖差を利用した大粒で糖度の高い高品質なブドウが、生産者・関係機関の卓越した栽培技術で約半世紀近く栽培されています。

輸出を前に9月2日、4者のトップが高梁市役所で共同記者会見を行いました。近藤隆則高梁市長は、「海外輸出の強化をすることで、ブランド化の確立と農家所得向上を目指し、基幹産業として魅力ある農業にしていきたい」とし、中山晃一JAびほく組合長も「このチャンスを生かして、海外輸出も販路拡大の一つとしていきたい」と輸出に期待を寄せました。石垣正夫新見市長は「農家所得向上のためにも海外へPRし、継続した輸出ができるようにしていきたい」、山本日吉司JA阿新組合長も「初の試みとなるJA間協力で農家所得向上を目指したい」と抱負を述べました。

県内シャア半分を占める備北地域でも、少子高齢化に伴う担い手不足や生産者高齢化による産地維持と人口減少に伴う国内市場縮小による農家所得の減少が課題となっています。基幹産業である農業維持の為にも、U・I・Jターン対策として農業政策が重要視されていました。担い手確保・生産者意欲向上など農業を魅力ある産業として再生する突破口として、JA・行政の垣根を超えた共同での海外輸出に期待がかかっています。