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SGSを給餌した放牧牛の子牛、初セリ
~JAびほく放牧~

セリにかかった放牧牛の子牛の写真

セリにかかった放牧牛の子牛

撮影日:平成28年6月3日  撮影場所:真庭市草加部

 JAびほくが管内の集落営農組織に呼び掛け昨年から始まった放牧牛の黒毛和牛子牛が6月3日、全農岡山県本部総合家畜市場で初セリにかかりました。初セリにかかったのは、管内3つの集落営農組織の5頭。最近、子牛市場の高騰も追い風となり平均価格は70万円前後と高値となりました。ある買付人は、放牧牛に目をつけ「非常に良い体格をした子牛だ」と太鼓判を押しました。2頭をセリに出した高梁市備中町の西山維新会も売却目標価格55万を大きくクリアし、新たなステップを踏み出しました。吉家仁会長は「目標をクリアして安心し、目の前で自分たちの努力の成果が出るので今後のモチベーションアップに繋がる」と笑みを溢しました。集落営農組織として耕作放棄地の解消や遊休農地の保全・利活用が目的ですが、和牛子牛販売で集落営農組織の健全な維持や、耕作放棄地解消の資金源確保に繋がる側面があります。西山維新会では、現在3haの耕作放棄地を活用し放牧をしていますが、今年度はさらに2haを増反し、放牧牛も2頭から4頭に増頭する方針で調整しています。

 JAでは希望する放牧団体にも稲子実発酵飼料(=稲SGS)を配布し、給餌しています。配合飼料高騰の中、稲子実発酵飼料へ幾分かシフトすることでコスト削減になるほか、稲子実発酵飼料に含まれるオレイン酸によりうまみ成分を増した子牛に成長するメリットがあります。「自然の中でのびのびと成長した放牧牛であること、稲子実発酵飼料を食べた牛として通常の飼育方法よりも付加価値が増し、価格高騰の一要因となるのではないか」とJA担当者は期待を寄せます。

 JAでは放牧開始以来全面的にバックアップしており、耕作放棄地=遊休農地をいつでも農地に戻し、農地として利用(自給力の維持)が出来るよう黒毛和牛の放牧を推進しています。放牧のメリットとして、耕作放棄地解消はもちろんのこと、獣害回避対策・癒し効果・景観維持などがあげられます。現在JA管内では約10haで放牧を行っています。

稲SGSについてはこちら(びほくのお米作り)