営農講座

トマトトマト

備中総合センター 
信清 賢司 営農担当
080-2911-9818
担当者

摘果は重要な管理作業です(2015年6月)

初期成育はおとなしく

 定植後の管理の目標はスムーズな活着とおとなしい初期成育にあります。

 初期成育が旺盛になると低段の小玉化・異常主茎の発生・病害の多発・追肥、かん水の遅れによる後半の収量低下などを招く結果となります。トマト栽培の基本は定植後の初期成育をおとなしく、梅雨時期には根を痛めないこと。本格的に肥料を効かせ樹を作るのは梅雨明けからお盆までです。

かん水と敷き藁

 活着後のかん水は控えめに管理し、1段花房着果後からは草勢を見ながら少量かん水します。本格的なかん水は、3段花房開花頃からとなります。

 梅雨明け以前の敷き藁は、地温上昇を抑制し根張りを悪くします。また、株元まで厚く敷きこむと思わぬ病害を助長することもあります。梅雨明けを待って行いましょう。

低段の確実な着果

 低段花房が確実に着果しないと草勢が旺盛になり、その後の管理が難しくなります。一花房の内3~4花開花したころトーン処理します。処理前日には、少量かん水し花の活性を高めておきます。草勢が強い場合は、2段花房処理時からジベレリンを混用します。マルハナバチを利用する場合は、満開のタイミングに注意して放飼します。

摘果の徹底

 摘果は重要な管理作業です。1段花房は3果以内、2段花房は3果以内、3段花房は3~4果以内に摘果し、秀品率の向上と後半の草勢の確保を図ります。

 1段の摘果時期は、2段の着果が大豆大に肥大した時期です。

追肥

 追肥の開始は、3段花房開花の時期からで徐々に草勢を強めていきます。追肥は、少量多回数で根を傷めないように注意します。

病害防除

 梅雨の時期は、灰色カビ病や葉カビ病の発生の多い時期です。更に、栄養成長型の場合は、疫病の発生も心配されます。発生前から予防散布に心がけましょう。