ちびっこ食農活動レポート

土用の風に吹かれおおきくな~れ!夢大納言小豆

撮影日:平成26年7月18日 撮影場所:高梁市中井町
JAびほくについて

津々敬一郎部会長の話を聞く高梁市立中井小学校の児童

播種作業の様子

7月15日、食農教育の一環として高梁市中井町で夢大納言小豆の播種作業体験が行われました。

高梁市立中井小学校の5・6年生8人と関係者ら合わせて約15人が参加しました。

児童は、夢大納言小豆生産部会の津々敬一郎部会長より夢大納言小豆の特徴や栽培の難しさに加え、伝統的な農業の仕方について講義を受けました。

25センチ間隔で2粒づつ播種するなどアドバイスを受けた後、児童は割り当てられた畝に移動し、播種を行いました。

最初は、難しそうに作業をしていた児童も、生産者より指導を受けることにより次第に慣れ、無事に播種作業を終えました。

体験をした児童も「一生懸命植えれたので楽しかった。おいしく大きく育って欲しい。夢大納言小豆を中井町のみんなで守っていきたい。」と笑顔で感想を述べました。

夢大納言小豆を食農教育の一環として扱ったのは初めての試みです。

中井小学校の児童が、こども議会で地域の特産品について学びたいと提案したことを機にJAびほくの協力で実現しました。

ほ場は、地元営農組合である津々営農組合が所有する1アールのほ場に種子消毒された種子約250グラムを蒔きました。

今度は、10月に収穫作業、11月に地元長寿会も加わり食味体験を行う予定です。

収穫までの間、草刈や土寄せなどの管理は夢大納言生産部会が行うことにしています。

播種作業の様子

JAびほく管内を中心とする備中地区は、古くから中四国地方有数の小豆産地。

岡山県が開発した優良品種の小豆「夢大納言」は、「新備中大納言」と「京都大納言」を交配して育成され、品種登録されています。

特徴として収量が多く、大粒で色艶もよく、製餡適性にも優れた品種です。

夢大納言小豆生産部会は地産地消・PR活動にも力をいれており、夢大納言を高梁市の特産物にするため高梁市内商工業者と協力し、夢大納言を使用した菓子の販売や市内学校給食にも提供し、子ども達に高品質の味を体験してもらっています。

最後に津々敬一郎部会長は、「夢大納言小豆は、優良品種である反面、栽培の難しさ・収穫が手取りであることや、天候によって品質が変わることなど安定した収量が確保出来ないことから生産者や栽培面積がなかなか増えないのが現状です。小豆は、昔から”土用の風に最低での三日間あてる”と言われているので、この暑い時期に播種作業をしないといけないので作業が大変。しかし、手間暇かけたぶん大変おいしい夢大納言小豆が出来ます。今後は、高梁の特産である夢大納言小豆をもっと多くの方に知ってもらうためにPRしないといけない。将来はぜひ夢大納言小豆を栽培して下さい。」と児童に呼び掛けました。