ちびっこ食農活動レポート

最後の野菜づくり体験始まる

~真庭市立上水田幼稚園~
撮影日:平成29年5月17日 撮影場所:真庭市上水田

真庭市立上水田幼稚園で5月17日、子どもたちへの食農教育の一環として野菜作り体験教室を開き、4才、5才全園児13人が愛情を込めて野菜の苗を植えました。この教室は女性部の部長を務める西谷玲子さん(70)夫妻が、同幼稚園に呼び掛け子どもたちに農業の大切さや土に触れる喜びを知ってもらおうと平成11年から開いています。来年度から幼稚園や小学校が一か所へ統廃合されるため、この教室も今年で最後を迎えます。

西谷夫妻の指導を受け、JAびほくから提供されたトマト・キュウリ・ナス・ピーマン・トウモロコシの苗を園の一角にある畑に園児らが「大きくなってね」と声をかけながら植え、収穫後は園児みんなで大地の恵みを味わう予定です。子どもの嫌いな食べ物のひとつであるトマトですが、今まで体験した園児の中にはこの体験教室で自分たちが育てたトマトを食べて好き嫌いを克服し、保護者を驚かせた子もいるほど、園にとって大切な教室のひとつとなっています。

西谷さん(左)の指導でトマトの苗を植える園児らの写真

西谷さん(左)の指導でトマトの苗を植える園児ら。

西谷玲子部長も「野菜嫌いだった子が少しでも食べられるようになる子が増えることが、私たち夫婦の願いであり、この教室をやってきた意味でもある」と振り返ります。西谷弘江園長も「園児の中には家庭で野菜づくりを経験できない子もいるので貴重な体験。体験を通じて野菜の生長過程や感謝しておいしく食べる心を養ってほしい」と期待を寄せました。