ガンバレ農業!
【第15回】

夫婦二人三脚で花トウガラシ栽培

(高梁市川面町の片山忠男さん)取材日:平成26年9月6日
JAびほくについて

片山さんご夫婦

花トウガラシの葉かぎ作業を行う片山忠男さん

高梁市川面町の片山忠男さん(75)のほ場では、花トウガラシの収穫が始まっています。片山さんと奥さんのシズコさん(70)は、結婚して約50年。夫婦二人三脚で、花トウガラシの栽培にいそしんでいます。

花トウガラシの栽培を始めたのは、約3年前。それまでは、葉タバコ栽培を50~60a二世代に渡り30~40年近く栽培。しかし、葉タバコ栽培減少の流れを受け、葉タバコ栽培に終止符を打ちました。その折、何かいい栽培品目はないかとJA担当者に相談したところ、花トウガラシ栽培の提案を受けました。栽培に際してあまり農業資材を必要とせず、出荷作業にも労力があまりいらないことから、栽培を決意。現在は、花トウガラシを30a栽培しています。今年は5月連休明けに、JAから花トウガラシの苗が届き定植を開始。生育状態もよく良質なものが出来ましたが、8月下旬の曇天・長雨による日照不足により収穫量が昨年の6割程度に減少することが予想されています。今後天候が回復し、収穫量も回復して欲しいと片山さんは願います。

片山さんは、「花トウガラシの栽培は、難しいものではない。ただ、病気をつかせないように天候不良の時には病気の予防に気を使っている。手をかけてやれば手をかけただけ良質なものが出来る。他の生産者が熱心に取り組んでいれば、おのずと自分たちも一生懸命良質なものを栽培しようと頑張れる。高齢にはなったが、今まで夫婦二人三脚で頑張ってきたので、今後もボケ防止の意味も含めて花トウガラシの栽培をしていく」と力強く語りました。

片山さんは、現在、花トウガラシ栽培に加え、フォックスフェイス50a、水稲35aを作付しています。

JAびほくのある岡山県高梁市の花トウガラシは県内最大の産地であり、2014年度は16戸の農家が46.5aのほ場で栽培しています。JAびほく花木生産部会では、花トウガラシは、フォックスフェイスに継ぐ主力品目となっています。収穫された花トウガラシは、観賞用トウガラシとして主に関西方面に向けて出荷され、11月末まで収穫作業が行われます。昨年の販売実績は、出荷本数約4万本・出荷金額約350万円を記録しました。