ガンバレ農業!
【第22回】

柚子の生産振興に尽力
~高梁市成羽町 中家泰雄さん~

(高梁市成羽町)取材日:平成26年11月10日
JAびほくについて

JAびほく柚子生産部会 中家泰雄部会長

JAびほくの柚子の出荷が、始まっています。

「JAびほく柚子生産部会」の部会員が、11月4日に中選果場に初出荷。初出荷当日は、約270㎏が出荷されました。今年初めて、地元業者から「高梁紅茶として使用したい」という依頼があり出荷する予定です。

出荷を前に10月21日には、中コミュニティーセンターで出荷講習会が行われ、関係者らが集まり、今後の販路や出荷基準について話し合いが持たれました。

4月18日の総会で新部会長に任命された中家泰雄部会長を取材。

中家部会長は、昭和57年頃、耕作放棄地が増加していく中で何か果実がなるものを作付すれば耕作放棄地の解消にも繋がるのではないかという地元自治体・旧成羽町農協などの意見のもと、他県の柚子栽培知りこれなら栽培出来るのではないかということで、昭和58年から柚子栽培を開始しました。種無し柚子である「多田錦」を当初作付し、現在では、「木頭」を主として、「多田錦」も含め15aのほ場に70~80本を作付しています。中家部会長は、「生食用として販路を拡大していきたいところではあるが、今年は加工用を中心として出荷し、今後は6次産業にも力を入れていかなければならない」と今後の生産・販路拡大を話します。現在中家部会長も加入する柚子生産者の有志6人で構成されている「成羽町柚子生産組合」は6次産業に取り組んでいます。自らが栽培した自慢の柚子を持ち寄り「柚子酢」を年間100本ほど作り、JAの直売所などで販売するほか、高梁市内の学校給食にも採用されています。中家部会長は、柚子生産振興の他に、ピオーネ13a・水稲40aを作付。

JAびほく柚子生産部会は、現在30名で構成され生産振興に尽力しています。今年度についは、平年の出荷量は確保しながら、加工用だけでなく冬至用などとしての市場出荷を増やし、販路拡大や市場ロットの拡大を行うことを目標としています。部会員は、「木頭」を主として作付。今年の生育状況は、4月中旬の霜降の影響が出ていますが、なかには影響を受けず良質な物も出荷されており、加工用柚子として14.2トンの出荷を計画しています。