ガンバレ農業!
【第23回】

夫婦で春菊の生産振興に尽力
~真庭市北房地区 西本夫妻~

(真庭市北房地区)取材日:平成26年12月3日
JAびほくについて

真庭市北房地区では、春菊の出荷が本格化しています。出荷作業を11月下旬~3月末まで行う予定です。

生産者の一人である西本義明さん(65)・安喜子さん(65)ご夫婦は、約8年前から春菊栽培に尽力しています。ハウス施設を2棟借り、約4aを作付しています。春には、桃太郎トマトとミニトマト(品種:サンチェリーピュア)を作付し生産振興を図っています。

収穫作業に尽力する西本安喜子さん

当初栽培を開始したのは、2006年より奥さんの安喜子さんがハウス一棟2aを借り、栽培開始。家庭での介護の間、何か出来る仕事はないかと探していたところ、自宅近所にあるハウスを賃貸して春菊栽培をすることを考えました。隣接するハウスでも春菊栽培・トマト栽培が盛んであり、栽培の先輩が身近に大勢いるので非常に助かり、日々勉強になるといいます。義明さんの定年退職を機に栽培面積を4aへ増反。今年からは、真庭農業普及指導センターの指導の下、ペーパーポット苗での育苗に取り組んでいます。ペーパーポット苗にすることにより、今までの直播栽培に比べ、栽培費用が多少増加するものの播種や間引き作業・移植も楽になり、定植してからの生育状況も良く、ある程度の成果を発揮しています。

ペーパーポット苗を導入したことにより、「間引き作業がハウス内ではなく、家庭で出来るようになり非常に便利である。そのため、定植までの時間短縮・労力軽減にも繋がったので、来年以降も引き続きペーパーポット苗での栽培に取り組んでいきたい」と西本さんは話します。当該ベーパーポット苗は、8月の栽培講習会で真庭農業普及指導センターが生産者に導入を呼びかけたのに始まります。北房地区では8件の生産者が今年ペーパーポット苗を導入。西本さんは、「種の自家採取をしているが、良い株を残すのが非常に難しいが、今後も良い株を残して品質向上に繋げていきたい」と今後の栽培への展望を話しました。

収穫作業に尽力する西本義明さん

西本さんのハウスでは、収穫終了までに一株あたり3回収穫を行い、約7,200株を出荷する予定です。

北房地区では、23人の生産者が約1ヘクタールで春菊栽培に取り組んでいます。