JAガンバレ農業!
【第28回】

全て自社生産で、販路規模拡大を
~吉備中央町、きのこの里のぞみ園~

(吉備中央町豊岡上)取材日:平成27年3月16日
栽培したきのこを手にする沼本工場長の写真

栽培したきのこを手にする沼本工場長

吉備中央町で、きのこ栽培に尽力しているのが工場長を務める沼本洋介(63)さんです。椎茸をはじめキクラゲ・マイタケなど多品目を栽培し、市場からの引き合いも強いといいます。

栽培を始めて今年で5年を迎えます。本業である土木関係に加え、障害者の雇用機会を設けることが出来ればと施設を地元行政から借り受け事業を開始。社名に、障害者も健常者も皆が集うような場所になって欲しいとう熱い願いが込められています。

栽培経験がなかった沼本さんは、今でも試行錯誤の繰り返しだといいます。「きのこと会話をし、成長を確認しないといけないが、なかなか難しい。きのこ栽培は、非常に奥が深く感じ、試行錯誤を繰り返し品質の向上や統一化に日々努めている」と話します。

工場では、菌床製造から販売まですべて自社生産で行っています。菌床のもととなるオガクズにもこだわっており、県内はもとより県外からも良質なオガクズを搬入しています。年間を通して販売出来るよう、綿密な栽培計画を立て現在は月に合計約2,300個の菌床を出荷サイクルに合わせ製造・栽培しています。生食はもちろん、年間を通して安定的な経営が出来るよう乾物にも力を入れています。栽培技術向上に力を入れる一方、販売活動にも力を注いでいます。

マイタケの写真

出荷されているマイタケ

椎茸の写真

栽培されている肉厚シイタケ

開業当初、直売所や道の駅だけであった販路は、今では倉敷市場や県内大型量販店に加え広島など県外へも販路を拡大中です。「近隣の直売所・道の駅だけでは経営が厳しく、売り込みをかけ販路拡大をしてきた。市場からも好評で入荷を待ってもらうこともあるのが現状だ。今後は生産能力を向上させ、生産規模・販路拡大を図っていきたい」と当初目的の達成のためにも意欲をみせました。沼本さんの栽培したきのこは、JAびほくの直売所「かよう青空市」(0866-56-8078)で販売中です。