JAガンバレ農業!
【第29回】

祖父母の栽培技術を絶やさないために新規就農
~真庭市北房地区、片沼慶介さんご夫婦~

(真庭市下中津井)取材日:平成27年3月23日
皮むぎ作業を行う片沼さん夫婦の写真

ピオーネの樹の皮むぎ作業を行う片沼さん夫婦

真庭市北房地区で、希望に満ちた若い夫婦が平成26年度新規就農しました。

片沼慶介さん(28)、弥生さん(28)ご夫婦です。栽培品目は、JAびほく主力農産物であるピオーネ(35a)とシャインマスカット(今春新植を含め10a)。シャインマスカットは、新規就農を機に栽培を開始しました。

作業をする祖父の佐藤誠さんの写真

若い夫婦を優しく見守る祖父の佐藤誠さん

祖父母のピオーネ栽培に幼い頃から親しんでいた片沼さんは、祖父母の栽培引退を機に、勤めていた一般企業を退職し、就農を決意。就職幼い頃からピオーネ栽培には、人よりも興味関心がありました。小学校の卒業文集にも「将来はピオーネ栽培がしたい」と夢を書くほどで、念願叶った形となります。

作業をする片沼さん夫婦の写真

祖父に教えてもらいながら作業を進めます

退職後は、祖父母の住む真庭市へ夫婦で移住し、県の研修施設やJAなどで農作業の基礎を学び下準備を重ねました。現在は、改植や新植をしながら、祖父に栽培技術のコツを教えてもらいつつ、新しい方法も取り入れながら自分なりのスタイルを作り上げている最中です。平成26産で自分が一生産者として出荷し、喜びは一入である一方責任を改めて実感したといいます。

「まだまだ慣れない作業ばかりで戸惑うこともあるが、一つひとつの作業をより一層丁寧に行い、市場や消費者のニーズに少しでも応えていきたい」と話します。

栽培技術向上や新規就農者の確保にも積極的です。「生産量増加も重要と考えるが、生産量よりも品質向上を重要視していきたい。なぜなら、共進会等で上位入賞出来るような高品質なものを栽培することによりびほくブランドとしての知名度の向上にも繋がる。知名度が上がれば、新規就農者確保にも繋がると考える」と共進会等への積極的な参加をしていく予定です。

片沼さんのほ場の写真

新たに植えたほ場も含め片沼さんのほ場

長期的な目標としては、「ぶどうと言えば、岡山でありJAびほく、とりわけ北房地区と言われるようにしていきたい。生産者の中でも、先頭に立って活躍し、次世代のリーダー的存在となり産地を牽引していけるよう努力していきたい」と語り、先般開催されたぶどう生産振興大会に出席し決意を新たにしました。

奥さんの弥生さんも、農作業未経験者ではあるが、ご主人をサポートするため今後は仕事を農作業にシフトしていきたいと話します。

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