JAガンバレ農業!
【第32回】

夢叶う!念願の「アスパラガス栽培」
~高梁市川面町、藤森昭二さん~

(高梁市川面町)取材日:平成27年5月8日
畝立て作業の様子の写真

JAでは、労働支援にも力を入れています

高梁市川面町在住の藤森昭二さん(69)は、定年後の夢であったアスパラガス栽培を始めました。新植面積は、10㌃。菌床椎茸栽培や花木栽培など様々な農産物を栽培し、その中でアスパラガス栽培に対する気持ちが膨らみ、近年の米価下落が追い打ちをかけた形で栽培を決意しました。

元々水稲栽培をしていたほ場の為、豊富な水源とほ場までの道路が確保された好条件が揃っています。藤森さんは、「夢だった栽培にようやく着手出来た。非常に嬉しく思うと同時に、今後しっかり出荷出来るように高品質なアスパラガスを出荷するのが当面の目標」と目を輝かせました。

アスパラガス栽培の魅力は、栽培の手軽さと作業性にあると藤森さんは言います。

アスパラガスは一度定植すれば、約10年は改植が不要となります。加えて、他の農産物に比べ収穫・出荷作業が手軽で、なおかつ軽量であることが上げられます。選果においても、共同選果体制のため、自宅での選果作業も不要です。このようなメリットが導入の決め手といえます。さらにJA担当者の勧めにより、農作業委託を行う間口ウエストロジ株式会社に畝立て作業を委託しました。藤森さんは委託に至る経緯について「昔、葉タバコ栽培をしていたため所有している畝立て機でする予定であった。しかし、最初の畝立てが肝心と考え委託することに決めた」と話し、完成した畝を見て喜びの声も漏らしました。「こんなに良い畝が出来るとは思わなかった。今後の作業効率もあがり、近所の人にも教えてあげたいくらいだ」と笑みを浮かべました。畝立てをした杉山徳章さん(46)も「喜んで頂けて仕事に対する誇りを再度認識した。今後生産者の要望に応えられるように努力していきたい」と話しました。

畝立てを行う作業員の写真

畝立てを行う間口ウエストロジ株式会社作業員

完成した畝は約全400㍍、5月中旬に約1,300本を定植予定で来年からの収穫を目指します。高品質・安定生産のため、今後JAには営農指導力が問われています。