JAガンバレ農業!
【第34回】

茨城県から移住した期待の星
~真庭市上呰部、橋本大介さん~

(真庭市下呰部)取材日:平成27年5月21日
作業をする橋本さんの写真

誘引作業に尽力する橋本さん

今年4月に茨城県から移住し、農業に従事し始めたのが橋本大介さん(35)。移住を決意したのは、2014年10月のこと。東京で開催された移住支援イベント「東京ふるさと回帰フェア」に参加し、移住対策に積極的な岡山県真庭市に魅力を感じました。

元々事務職であった橋本さんは、自然の中で何かモノを作る仕事や田舎での生活に魅力を感じて、その選択肢の一つとして農業もありました。イベントで真庭市の勧めにより「農事組合法人清藤」の存在を知りました。イベント後すぐに法人を訪れ、真庭市北房地区の自然豊かな環境と法人で働く人々の生き生きとした表情に魅了され、年齢的な面も考慮し、移住を決意。就職も当該法人に決定し、農業に従事しています。法人は、平均年齢30~40歳と若く、県内外からの移住者を多く採用しているのが特徴です。現在橋本さんは、単身赴任中で今年10月には奥さんと子どもとの3人での新生活がスタートする予定です。法人の一員として働きだして約2ヶ月弱。農業未経験者の橋本さんは、日々経験と勉強の毎日だといいます。「今まで体を動かすことがなかったため、疲労は感じている。しかしその疲労が逆に充実感に繋がり、青空の下働くことがすごく気持ちがいい」とやりがいを感じていました。

作業中の写真

丹精込めてブドウを栽培しています

まだ小さいぶどうの房の写真

法人では、ピオーネや紅ピッテロなど28種類のブドウ約3ヘクタールと愛宕梨や新高梨など6種類の梨約1ヘクタールを栽培しています。広大な面積と多数の作業の中、「先輩から技術を習得し、少しでも早く作業効率を上げ、短時間で良い仕事が出来るようになるのが当面の課題」「消費者に美味しいと言ってもらえる高品質なモノを栽培し、来年以降の励みにしたい」と橋本さんは言います。法人の代表理事組合長を務める平泉繁さんは、「農作業を習得してもらうのは基本であるが、将来的には経営面でも参画し、組織をリードしていけるような存在になってもらいたい」と橋本さんに期待を寄せています。橋本さんは、今後の就農に対し、「一人で行うよりは、多くの人がいる中で農業に従事していきたい。一緒にすることにより視野や考え方を広げられるため」と話しました。若い従業員が多い法人のため、新鮮なアイデアで新たなことにチャレンジする人が多くいるのも特徴の一つです。